天気痛について
耳の奥には、気圧の変化を感じとる内耳という器官があり、
この内耳の前庭神経を介して、わずかな気圧の変化でも脳に
過剰な刺激が伝わります。
この刺激を脳がストレスと感じて、自律神経の働きが乱れる
ことによって、痛みや体調不良などの天気痛の症状を引き
起こすと考えられています。
天気痛による痛みの悪化を防ぐためには、自律神経のバランス
を整えることが大切です。
そのためには、まず朝起きたら太陽の光を浴びて、できるだけ
朝食を摂るようにし、栄養バランスの摂れた食生活をするよう
に心掛ける。
夏でも入浴は、ぬるま湯のお湯にゆっくりと浸かるようにし、
睡眠は7時間を目安にし、起床の時間を一定に保つようにする。
また、日頃から適度な運動をするようにしましょう。