薬を飲む
昨今、ドラッグストアが増えて、薬が簡単に入手できるようになり、
予防や美容のために、飲んだり、使ったりすることが非常に多く
なりました。
下痢や発熱、咳などの症状に対して、下痢を止めるとか、熱を下げる
とか、咳を止めるとか、止めることを目的に置かれています。
薬で体の働きをむやみに止めたりすれば、溜まっていた古い老廃物
をまたたくさん体に抱え込むことになり、いずれ同じような症状は
出てきます。
下痢は体の大掃除であり、発熱は体の消毒であり、咳はこわばった
肋骨を緩めるための運動で、体の自然な働きです。
下痢や発熱を悪いものととらえるのではなく、丈夫な健康な体にして
いくための過程であると考えることが大切です。
健康は、薬や栄養剤などの外からの手段によって得られるものでは
なく、内からの生きていく能力によって得られるものです。