梅雨時に感じる不調
6月に入ると頭痛や肩こり、古傷の痛み、疲労感、倦怠感、気持ちが
ふさぐといった心身の調子がすぐれない人が増えてきます。
これは、短時間の間に起こる気温と気圧の変化が、大きくなるため
人の体を外の環境に適応させるように働く自律神経のバランスが
乱れるために、このような症状が出てきます。
また、低気圧や悪天候が続くと、炎症やアレルギーを起こす「ヒスタミン」
が体内で生成されるようになり、逆に心身をリラックスさせる「セロトニン」
や睡眠を促す「メラトニン」の分泌が減少すると考えられています。
この改善には、バランスのとれた食事を摂取し、入浴してリラックスし、
睡眠をしっかりとるようにすることです。
外に出て気分転換をしたり、腹式呼吸で気を体の中心(へその下)に
入れるような運動をすることもいいと思います。