夜中のトイレ
夜寝ている間に尿の量が増えることによって、
トイレに行きたくなってきます。
本来、体内の水分量を一定に保つため、摂取した水分は、
血管を通して腎臓へ運ばれ、尿となり排出されます。
しかし、老化による血管の衰え、ふくらはぎの筋力低下や
心臓や腎臓の機能に問題があると、日中に摂取した水分が重力に
逆らえず、下半身の筋肉組織(ふくらはぎなど)に蓄積します。
その結果、就寝後、横になった時に下半身に溜まった水分が
心臓や腎臓に戻ることにより、尿が作られて夜中にトイレに
行きたくなります。
心臓や腎臓の病気があるとか、生活習慣病のある人は、
夜間頻尿になりやすいようです。
対策法として、就寝3時間前に両足を上げたり、ふくらはぎを
下から上へマッサージしたりして、下半身に溜まった水分を
心臓の方に返してやるようにすることです。