胃はおしゃべりな臓器
胃は他の臓器に比べると、不調が表に出やすい臓器です。
胸焼け、胃痛、胃もたれ、膨満感などいろいろあります。
食物が胃に入ると胃壁から強い酸性の胃酸などが分泌されます。
筋肉を収縮させながら、食物と胃酸を混ぜ合わせ、約3~6時間
かけて消化し、栄養を吸収する腸へと送り出します。
ところが、夏に冷たい物を摂り過ぎると、胃は動きが遅くなります。
胃の中の温度が急激に低下し、血流が悪化し、胃の働きも低下して、
蠕動運動が減少します。
結果、食物の停滞時間が長くなり、胃もたれや膨満感などの症状を
引き起こします。
冷たい物はできるだけ常温に戻し、胃を冷やさないようにしましょう。
特に、焼肉、ビール、アイス、かき氷など夏の定番メニューはほどほどに!