野菜を先に食べる
野菜を一番始めに食べれば、食後の血糖値が上がりにくく
なると言われています。
しかし、せっかく野菜を先に食べても、よく噛まずに早食い
すると効果が出にくい場合があります。
野菜には、食物繊維が多く含まれており、腸に届くと脂質や
糖質の吸収を抑えてくれる効果があります。
ご飯やパン、めん類などの炭水化物は、すぐに消化、分解
されてブドウ糖になり、腸に早く到達します。
そのため、腸で食物繊維が効果を発揮する前に、糖が腸に
到達し、血糖値は急上昇します。
これでは、野菜を先に食べても、十分な効果は得られません。
ですから、最初に野菜を食べるときは、5分かけてゆっくり
噛んで食べるようにし、次に肉や魚などのたんぱく質を食べて、
最後に、ご飯やパン、めん類などの炭水化物を食べるように
しましょう。

