唾液の分泌を増やす!
口内には、400種類ほどの細菌が住み着いており、腸と同じく
善玉菌と悪玉菌が存在します。
このバランスが崩れると、虫歯菌や歯周病菌、カビといった
悪玉菌が多くなります。
すると、口内炎や歯周病などの口内トラブルを起こしやすくする
だけでなく、動脈硬化や肺炎、糖尿病などの原因にもなります。
口内の状態を良好に保つには、歯磨きで口内を清潔にすることは
もちろん、悪玉菌への抵抗力、免疫力を高めることが重要です。
そのためには、唾液の分泌を増やす必要があります。
唾液には自浄作用や抗菌作用があり、虫歯ができにくいように
口内をアルカリ性に保って、有害な細菌の繁殖を抑えるといった
働きがあります。
唾液が充分に出ていれば、口内の善玉菌が活発に働き、病気の
予防につながりますので、食事の際にはよく噛んで食べることを
心掛けましょう。