日日是好日
幸不幸や結果の善し悪しにとらわれず、かけがえのない一日一日
を大切にして、感謝の気持ちで過ごすことを説いた禅語です。
人生は、雨の日も、晴れの日も、曇りの日も、嵐の日もあります。
晴れの日が、良い日とする人もあれば、雨の日が良い日と思う人
もいます。
良し悪しは、それぞれ人の解釈によって違います。
しかし、すべての日がかけがえのない一日であることは確かです。
だからこそ、無事に一日を過ごせたこと、生きて生かされて
いることに感謝の気持ちを忘れてはならないと説いた禅語が
「日日是好日」です。
日々の暮らしの中に喜びを感じ、ありがたさに気づき、感謝
することが、また次の喜びを招くことになります。