良い姿勢は疲れる?
良い姿勢を保持しようとすれば、筋肉を使って骨を支えようと
するので疲れます。
脊柱が拘縮して、背筋がカチカチに緊張し、関節の可動域も低下し、
筋肉疲労が溜まってきます。
しかし、骨や関節、靭帯、椎間板にかかるストレスは少なく、
筋力強化にはなります。
逆に、悪い姿勢でいると、筋肉を使わないので、体は楽で疲れませんが、
いずれ歪みが生じて痛みが出てきます。
筋肉にかかるストレスが少ないのに対して、骨や関節、靭帯、椎間板に
かかるストレスが大きくなり、筋力は低下してきます。
良い姿勢でいたとしても、筋肉疲労による痛みが出ますし、悪い姿勢で
いても靭帯や関節、椎間板にかかるストレスにより痛みが出ます。
つまり、良い姿勢でも悪い姿勢でも、同じ姿勢を長時間保持していると、
よくないということで、同一姿勢を避けて動くようにすることが、一番
いいということです。