果物を食べるのは食前?食後?
果物は70%~90%が水分で、食前に食べると、消化が早く20~30分で
胃を通過し、腸で吸収され始めます。
果物には生きた酵素が多く含まれており、消化を促進し、腸内環境を
整え、善玉菌を増やして血液をきれいにします。
ところが、食後に食べると、先に食べた炭水化物や動物性たんぱく質の
消化に時間がかかり、果物が胃にとどまる時間が長くなって、果糖が発酵し、
他の食べ物の消化を妨げ、果物自体の水分と栄養も吸収されにくくなります。
果物は食前に食べることで、生きた酵素が消化を促進し、体に吸収され、
胃腸の働きを助けてくれます。
また、サラダのような加熱処理をしていない野菜も、食前に食べると消化を
促進することになりますので、肉や魚などの動物性たんぱく質を食べられる
際には、最初に野菜などの食物繊維をしっかりと食べるようにしましょう。